ハンゲショウ(カタシログサ)
名前が分からなかったが、手元の植物図鑑に載っていた。
「花が咲く頃になると、葉の半分近くが白くなりよく目立つようになる。ずいぶん変わったことをするが、花の時期に葉緑体がなくなるからである。この色で虫を呼ぶらしいが、そのしくみには驚かされる。夏至から11日目の半夏至の頃の花が咲くことからこの名で呼ばれ、また、葉の半分が白くなるので[半化粧]とか[片白草]と呼ばれることもある。」
日本の野草 小学館
天気:曇り 気温:22℃ 最高:22℃ 最低:18.5℃
名前が分からなかったが、手元の植物図鑑に載っていた。
「花が咲く頃になると、葉の半分近くが白くなりよく目立つようになる。ずいぶん変わったことをするが、花の時期に葉緑体がなくなるからである。この色で虫を呼ぶらしいが、そのしくみには驚かされる。夏至から11日目の半夏至の頃の花が咲くことからこの名で呼ばれ、また、葉の半分が白くなるので[半化粧]とか[片白草]と呼ばれることもある。」
日本の野草 小学館
天気:曇り 気温:22℃ 最高:22℃ 最低:18.5℃
ぼんやりしてるから、コメントがついているのに気づかなかった。
しかも、そのコメントをくれた「板ちゃん」というのは、たまに一緒に飲みに行くぐらいのお得意さんであるから驚いた。
「小さい頃から虫とか好きだったんです」そう言われれば、なるほどそんな面影が今も残ると納得するほど寡黙でシャイなバイク乗りである。
で、一つ突破口ができると流れはそっちに向かうようで、ずっと分からなかったこの花の名前も分かった。
「トウフジウツギ」
久しぶりに行った古本屋で「カラー植物百科」(平凡社)を買った。初版1974年の年代物の図鑑だが、図鑑らしくて気に入った。それを飲み屋で眺めていて「フジウツギ」が出てきたのだ。家に帰ってGoogleで調べ込んで「トウフジウツギ」にたどり着いた。
虫の名前も、花の名前も、分かってしまえばなんだそうかと収まるが、分からないときは結構つらい。
天気:晴れ 気温:26℃ 最高:26℃ 最低:18.5℃
ヤツらの食欲は大したもので、山椒の葉は8割がた食べられてしまった。
全部食べてしまったらどうするつもりだろう。
今、幼虫は7匹いて、中には自分が食べてしまった葉の軸にぶら下がって動けないでいるのもいる。
天気:晴れ 気温:31℃ 最高:34.5℃ 最低:26.5℃
多少でもそっち方面の知識がある人が昨日のここを見たら鼻で笑ったに違いない。
昨日の東京の最高温度は32℃なのだ。
夜のニュースでそれを聞いて、ほろ酔いが一気に冷めた。
「7月24日 東京の最高気温」で調べると「Yahoo 天気情報」でてきて、絞り込んで「新宿区」を見ると「32℃」記されている。
ご丁寧に「※ モノクロ表示の部分は、予報ではなく、その時間の実際の天気です。」と注釈があるから、これはどう考えてもこちらのデータが間違っているのだ。それにしても3℃も違えば、データとして役に立たないではないか。
すっかり眠気も冷めて、「アメダス」というこれまで知っているようで知らなかった言葉を引いていくと「温度計・湿度計/設置環境」のページにたどり着いた。
「1.最寄りの建物や樹木からその高さの3倍程度の距離を置いて設置する。」
そりゃ無理だよぉ。
勿論、こちらにはそれを実現できる素晴らしい環境が目の前に広がっているけれど、毎日200円払って御苑に入るのは現実的ではないし、御苑の中に温度計を設置できたとしてもすぐにおとがめを受けることは火を見るより明らかではないか。
ゲリラ的に焼うどんを焼く方がまだ実行可能な気がする。
そんなにして、床についたが気が高ぶって良く眠れなかった。
抜本的な対策が必要だと朝一で家を出て、絵画館での休憩も吸水だけにとどめてやってきた。
到着時間8時50分。
現在気温30℃弱。最低気温27℃ちょっと。
すぐにアメダスのデータと比較した。
アメダス-東京-Yahoo天気情報より
お、お。悪くないぞ。悪くない。
とすると、考えられる要因は歩道からの照り返しだ。
こうなると事は早くて、すぐに感温部に日除けをつけた。こんなものはオチャノコで、1分とかからない。
今日の最高気温は33℃だと予測されている。
うー、楽しみだ。
ずいぶん前から欲しいと思っていたものをようやく手に入れた。
「最高最低温度計」
U字に曲がった温度計の右側に最高温度が表示され、左側に最低温度が表示される。
そして現在の気温は水銀の表示を見れば分かる仕組みになっている。
気温そして過去1日の最高温度、最低温度が分かれば、そこから何か見えて来るものがあるに違いない。
そう目論んでいる。
さて、手に入れたは良いが、こいつをどこに設置するかで悩んだ。場所は店の入口の脇にと決めたが高さが問題だ。きっと標準とされる高さがあるに違いない。
「寒暖計 設置位置」と調べてもそれらしい記述はない。
「気象観測 方法」というキーワードでようやく目的のページが見つかった。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kansoku_guide/tebiki.pdf
「気象庁では 1.5mを基準としている。」
なるほど。
しかしだ。22cmほどの本体のどこを1.5mにあわせたら良いのか。真ん中か? 一番下か?
あちこち探っていると「上部の感温部を・・・」と温度計の箱の裏に書いてあるではないか。
なるほど、なるほど。
上のプクッとふくれているところが感温部ね。そして1.5mね。
店の入口はたたき台になっていて、その高さが11cm。ということは150-11=139が設置場所。
ネジ止めの関係で、予定より気持ち下になったが何となくそれっぽく取り付けができた。
しくじって落としたらガラスの温度計は一巻の終わりだ。下穴も開けての大仕事になった。
でも、いいなぁ。いいぞぉ。
取り付けを終えたのが1時過ぎで、ぐんぐん気温は上がっていく。
ちなみに今日の最高温度は35℃。
2時頃のことだ。
アゲハチョウの幼虫が脱皮した。
抜け殻が尻のあたりにあるからそんな前のことではないだろう。
脱皮するにも骨が折れると見えて、ひと仕事終えたようにじっとしていたが、いきなり向きを変えると脱皮したその皮をむしゃむしゃ食べ始めた。
その食べっぷりは、育ちの良い子がきちんとしつけを受けたようなきれいな食べ方で、食べた分だけ身体が大きくなっていくように見える。
で、食べ終わるとまた向きを変えて、さっきの状態でまた一休みしている。赤子がおっぱいを飲んだ後に満足してすやすや寝ているような感じだ。
よくよく観察してみると、幼虫は結構な数がいて、すでに脱皮を済ませたのが4匹。脱皮前のが2匹いる。
一番でかいのは5cmにもなり、速いスピードで動いては山椒の葉をむしゃむしゃ食べているから、脱皮はすでに昨日終えていたのかも知れない。
そんなにして30分も眺めていたら、また違った虫が動いている。カマキリの子どもだ。
ヤツはローズマリーを足場にして小さな羽虫を食べている。体長も3cmほどだからアゲハの幼虫を狙うほど強うそうには思えない。
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