アサガオ

花が咲いたと思われる様子は何回も見たが、店に着いてきれいに咲いているのは残念ながら見られなかった。
今朝は、別件で用事があり、早く新宿に着いた。
まず用事を済ませる前に店に寄って上の写真が撮れた。
1時間ほどで戻ると、もう萎んでいたから、このアサガオは、由緒正しき「朝顔」で、早めに会社に向かう人たちや、近くを散歩する人に、ちょびっとだけでも和みになっていればいいなと思う。
暗い写真で申し訳ないが、左下に植木のコノテガシワが写っていて、中央下部にベンチが写っているのが見えるだろうか?
で、視線を右上に向けると街灯の電気が消えているのが分かる。
節電のため、一つ置きに電気が消されているのだ。
ここは、ちょうど、去年琉球アサガオを植えた所の真上で、去年花が咲かなかったのは、夜も煌々と明かりが付いていたからだと踏んでいる。
ということは、今年の夏は・・・。
赤玉土、軽石、腐葉土の準備はずいぶん前にできていたのに、先週は天気が悪くて、土替えが実行できずにいた。
先週の金曜日は、新橋での買い出しの後、結構早く店に着いたし、久しぶりに天気も良かったが、週末の2日間、キャンプで東京を離れるから、その前に大きく環境を変化させるのは不安があった。
毎日、店の開け閉めと一緒に土や軽石を出したり入れたりするのも面倒だったが、何年かに一度の作業だ。万全を期して、ようやく今朝、実行へと踏み切った。
まず、赤玉土と腐葉土を5:5の感じで混ぜ、新しい土の準備だ。
で、鉢からコノテガシワを抜いて、鉢に新しいネットを敷き、軽石をそこに敷き詰める。
今回、一番最初に買った赤玉土と一緒に鉢を2つ新調した。何年もの風雪に耐えていたが、回りが割れたり、底が完全に抜けていたからだ。
引き抜いたコノテガシワは、ビニール袋の中で根の回りの土を落としてやるが、記憶にない紙のようなのが根にこびりついている。前の植え替えの時、お得意さんで元植木屋のアドバイスにそんなのがあったかも知れぬ。
でも、そのことを思い出したのは、これを書き始めてからで、やっている最中は、「なんだ、コレ!」とテンパっていて、軽石の上に新しい土を敷き、その上にコノテガシワをのせるので精一杯だった。
実際、まだ、朝の通勤の人通りが少なくない時間だったから、そんな視線は気にしないとはいえ、手早く済ませたかった。
根の回りに新しい土をまわし入れてやると、なんとなくそれなりの雰囲気になった。
2つ目の鉢に取りかかると、驚いたことに、カブトムシの幼虫が土の中から出てきた。カブトムシと確証がある訳ではないが、大きさといい雰囲気といいカブトムシであると思う。
小さな鉢に土と一緒に入れてやると、寝ぼけた子供がフトンをはがされたときのように、土に潜ってまた丸くなった。
この幼虫が、この鉢に4匹もいたので驚いたが、その時期になってヤツらがそこでサナギになったら、それはそれで興味深いことになるではないかと、鉢に新しい土を入れたとき、同じぐらいの深さにヤツらも埋めてやった。
さて、残り2鉢なのだが、始めてみると、やっぱりこちらも鉢の底がほぼ抜けかかっているので、予算はずいぶんオーバーするが、こちらの鉢も新調することとして、残りは後日と作業工程を延期した。
何年かに一度のことだ、ここで横着して後悔するのは、己の弱点を露呈させるのと何の違いもないだろう。
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