
絵画館でぼんやりしていると白バイがゆっくりしたスピードで入ってきた。
どうやら、マラソン大会があるらしく、どこかの飲料メーカーが給水所としてブースを出している。
「それにしても白バイとは物々しいな」とのんびり構えていたが、白バイはマラソンの先導車だったようで、それに続くランナーン数が徐々に増えてきた。
充分休んだので自転車を走らせてから困った。どうやらマラソンコースに挟まれてしまったようなのだ。
今こうやってコースマップを眺めると、挟まれてしまったというよりコースの中につきだした半島の先っちょにいたことが分かるが、その時は「アラアラどうした?」とその場の状況に焦っていたし、中には4000番台のゼッケンの選手もいるから参加者はそれ以上の数なのだろうと想像して、その数字と目の前を走る選手たちの姿がうまく合致しないでいた。
いつものルートを走るとコースマップ下部の「開門11.5km 10時30分」と吹き出しのある地点でコースの中に入り込む。
そこにはボランティアのおばちゃんがオレンジ色のパーカーと帽子をかぶって「ちょうど人が切れるところがありますから、そこでパッと渡っちゃってください」と言いながら少し緊張気味に頭を下げるのだった。
で、そこは難なく抜けられたが、外苑西通りはとうてい向こう側に渡れる雰囲気がなかった、諦めてそのまま四谷4丁目まで上って御苑へと抜けた。
ようやく店に着いたが、なんと今回のマラソンは御苑のトンネルを片側通行止めにしてコースにしているらしく、そのトンネルの両端で交通規制をしている。間に挟まれたラルゴは正月のような閑散とした雰囲気で1日を始めたのでありました。
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