玉ノ湯
一週間前は八甲田にいたということが夢の中のことのように思える。
その時の珍道中を誰かが報告することになっていたはずだけど、飲んだ席で頼んだことだから、報告はないかも知れない。
こんな話はみんなが喜ぶと思うので、お土産代わりにひとつしよう。
初めての酸ヶ湯泊ツアーだったが、誰もが「東北で一番の名湯」と認めるだけあって、お湯が素晴らしかった。
混浴の千人風呂が有名で、今回も「メガネのエロおやじ」が出没し、ツアー最大の話題となったが、今ここでするのは旅館部の奥にあって、洗い場もある男女別の内湯での話だ。
ツアーの初日、その日は仕事を休んで先入りするチームと、夕方に青森について仲間のローカルの車で酸ヶ湯入りするチームに分かれた。
当然ワタシは先入りチームで、夕食も早めにしてもらってご機嫌を驀進中であったが、後から来るのは今回のツアー隊長だし、4年ぶりに合う地元ローカルだし、姫二人。「よう、よう、よう。お疲れ!」と迎えてあげなくてどうする。
ところが、最近、飲むとすぐ眠くなるようになったからまずい。ましてやナイスなお湯の後だ。朝も早かったし、朝イチの騒ぎもあった。
で、考えた方法が、「晩飯の時もピッチを上げずに飲んで、みんなが来る前には風呂に入る」というごくシンプルなもの。
「シンプル・イズ・ザ・ベスト」だ。
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先週は店を休んでごめんなさい。今週は鋭意営業中です。ということを最後に書くのだが、意外と長文になりそうなので、まずここで上げときます。
店を開けなくてはならない。