
山ボのスタッフの笹本です。
先週の日曜日はビーコン新機種の紹介 及びビーコントレーニングが行われました。
参加して頂いた皆様、お疲れ様でした。
新機種の紹介ではトリプルアンテナの最新機を中心に 性能や特徴、取り扱い方法まで知識の習得・確認が出来て 有意義な時間だったのではと思います。
午後のビーコントレーニングでは初級と中級に分かれて行いました。
中級について水野さんからメールを頂いたので紹介させていただきます。
水野さん、率直なご意見、感想を頂きありがとうございました。
今週末の日曜日の午後もビーコントレーニングが行われます。
ML登録している皆様、シーズン前のトレーニングとして積極的に参加して頂ければと 思います。
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〈水野さんからのメールです。〉
昨年に笹本様から埋没深度に因って画面表示との差が多くなるという 現象を教えて頂いてから、より実戦的な訓練にする為には どうしたら良いかと自分なりに色々と考えて昨年仲間内で 行ったのがあの方法です。
(ピープス社のトレーニングでもやっている様です)
空中のビーコンの真下の置くと確かに表示距離は ビーコンの相対的な向きや機種に因って正確には表示されません。
ですがやっていく内に気付いたのは実はその事だけが重要なのではなく、 捜索側と埋没側のビーコンのお互いの見越し角が大きい深く埋まったいる状況だと、 ある程度の距離まで近付いた以降は捜索の難易度が格段に上がってしまう事でした。
(複数捜索では尚更に)
公園などでのビーコントレーニングを実際に山で雪に埋めるのとは違うからとか 、ビーコンだけじゃなく掘り出しや搬送までやらなきゃ意味が無いなどと ツッコミを入れる人も多いですが、上記の問題点を正確に理解している人は 極々僅かの様に感じます。
雪山へ上がらずともその前に出来る訓練は沢山あるからこそ, この時期にやるのが重要なんだと思っています。
先日は三脚を用いましたがプローブは人間が持っても固定は出来ますし、 また更に難易度を上げる意地悪な設定の仕方も覚えてますので(笑)、 もし宜しかったら試してみてください。
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2012.10.24 yamaboken 笹本 勉
www.yamaboken.net