このたび、りんごジュースの賞味期限が7月7日と短いので在庫一掃処分特別販売キャンペーンをいたします。
通常1箱30本入4350円税込のところ3600円税込でさらに送料無料にいたします。
お中元には少し早いですが日頃お世話になっている方に美味しいりんごジュースはいかがでしょうか。
キャンペーン期間 : 6/6(木) 13時ご注文分まで
ご注文・お問い合わせは sales@largo99.com まで
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父の兄が亡くなって、実家のある鹿児島へ昨日行ってきた。
年老いて飛行機に乗るのもままならぬ父の代理だ。
その前日、「東京 鹿児島 格安」というキーワードで、初めてこんな航空会社があるのを知った。
北のエアドゥ、南のソラシドエアといったところのようだ。
朝一の便で出かけ、最終便で戻るタフなスケジュールだったが、その間、皆さんが大喜びしそうな大失敗と奇跡のリカバリーがあったので、その話をしよう。
10:05に鹿児島に着くとトイレでスーツに着替えた。
そのぐらいがまんすればいいじゃないかと言われそうだが、ネクタイをして飛行機に乗る気にならない。
葬儀場の近くまで行くリムジンバスが10:40発だということは調べがついていたから、ちょうど良い時間だった。
手荷物はスーツと、革靴、財布、デジカメ、文庫本を入れた小さなバッグが1つ。
嫁さんが特急で出してくれたクリーニングのビニールを破って、それを床に敷いてその上で着替えた。
実家から頼まれた分と兄弟で包んだ香典袋が2つ、胸ポケットにしまった。
父の名前で花を出すよう言われ頼んであったから、その花代を払うのにピン札で3万円。銀行の封筒に入れたまま香典袋と一緒に胸のポケットに入れたはずだった。
クリーニングのタグ、ビニール袋をまとめてゴミ箱に入れ、リムジンバスに乗り込んだのが10:35。
顔立ちのくっきりした案内所のお姉さんが、にこりと笑って「そのバスですよ」と教えてくれた。
「鹿児島は雨」との天気予報だったのに、傘を持つのが嫌で、ままよと出かけたが、幸い降ってはいなかった。
ただ、さすが南国、エアコンの効いたバスの中でも、ジャケットを着ていられなくて、前の席の背もたれにかけた。
抜かりはない、すべて順調とほくそ笑んでいたら、胸ポケットに入れたはずの銀行の封筒が見あたらない。
狐につままれたようになって、スーツ、朝着てきた洋服のすべてのポケットをまさぐったがどこにもない。荷物はわずかだ、他に紛れる所はない。
あのトイレだ。どうしてだろう。
すぐに空港に電話しようと思ったが、目の前に「携帯電話使用禁止」と大きな張り紙があるので、さすがに電話はできない。
12:00からの告別式で、会場に着いたのが11:25。
受付を済ませ、香典を渡し、ペンを借りて香典を包んでいた袋をメモに空港の電話を調べた。
「10:05に東京から着いて、到着ロビーの真ん前にあるトイレで着替えたんだけど」「奥から3つ目か4つ目の洋式のトイレ」「とみん銀行と書かれた封筒にピン札で3万円」
対応してくれたのは親切そうなおじさんで、調べてくれたが、「まだこちらには届いていませんねぇ」「もし届いたら折り返し電話をしますが、封筒に入った現金ですとねぇ」と申し訳なさそうに言った。
告別式に参列する旨は連絡してあったから、喪主である従兄弟も、おばちゃんたちも白髪交じりのおじさんになったワタシがいつ来るのかと待ちに待っていたらしい。
小さな頃、夏休みにひと月以上世話になった親戚ばかりだから、「あんなに小さかった子がこんなに立派になって」「顔も声もお父さんにそっくりね」とハンカチで目尻をぬぐうおばちゃんもいる。
あの時点で届け出がないなら、これから出てくることはないだろうと、告別式、火葬場、そして戻っての早めのお七夜、移動のとき以外は携帯の電源を切ってあった。
親類がこんなに喜んでくれたなら、まぁ、それで良いじゃないか。
何があるか分からないから、財布にはそれなりのお金が入っていた。
夕方、弔いが終わって、従兄弟はどこかまで送りますと言ったが、手を振って断って、リムジンバスのバス停まで歩いて行った。
行きは分からなかったのでタクシーに乗ったが、空港の電話番号を調べる間もないぐらい呆気なく着いたのだ。
葬儀場で手渡されたバスの時刻表のコピーには17:35とあったが、40分になっても来ない。
見るとバス停の古ぼけた時刻表には17:54とある。
どちらを信じればいいのか?
ふと思って、スマホのGoogleマップを開くと、いきなりバスの時刻表が出て17:54になっている。
通り向かいにあるマックに入って、100円マックを1つ頼み、奥のボックス席でスーツを脱いだ。
定刻通りリムジンバスは来て、時刻通りなら18:31に空港に着く。
20:05発の最終便までは時間があるが、空港で酒でも買って、薩摩揚げでも食べてようと思った。
それにしても、今どきのスマホは大したもので、見ず知らずの土地にいても、思い通りにガイドしてくれる。葬儀場のお姉ちゃんより正確なのだから、頼りにするのはこちらかも。
そんな頃になって強い雨が降り出した。
空港に着き、自動チェックイン機でチェックインし、娘たちに薩摩揚げ、嫁には鹿児島茶、そして実家ににもお茶と黒砂糖の茶菓子を買った。
落とし物が届く保安室には行くつもりもなかったので、時間はずいぶん早かったが、搭乗ロビーに入ってワンカップの焼酎とつまみ用にできた薩摩揚げで飲み出した。
火葬場でも、お七夜でも、ビールばかり飲まされて、少しぐったりしていた。
20:00ちょっと前になってもなんのアナウンスもないのでどうしたかと思った。
よくよくチケットを見てみると20:35発とある。
行きの10:05着とどこかで混同したようだった。
20:00ちょうどにどこからか飛行機が到着した。
小さな飛行場は出発ロビーと到着ロビーが一緒になっている。土産物をぶら下げた人たちが少し高揚した表情で次々と出口へと向かっていく。
ふと、この場所を朝通ったことを思い出した。
着替えたのはそこのトイレだ。
で、ゴミを捨てたのはこのゴミ箱だ。
座ってたところに手荷物をおいたまま、ゴミ箱を覗いた。
掃除されたようで、朝のビニールは残ってなかった。
あり得ないと思いながら、トイレにも行ってみた。
奥から3つ目の洋式を下から覗き込んだ。
するとどうだ、件の封筒が便器の下のパイプにもたれて立っているではないか。
我が目を疑ったが、慌てて取ってポケットにしまった。
席に戻って中を見ると、ピンとした1万円札が3枚出てきた。
封筒がそこにあったのだから、当然のことだが、何かの拍子で落ちたのが、かくれんぼでもするように利用者の視界から見事に消えて、約10時間、ワタシのことを待っていたのだ。
ワンカップの焼酎をもう1本買い足したのは言うまでもない。
ご心配おかけしましたが、昨日、帰ってすぐ寝たらかなり復活しました。
店の常備薬にしてある葛根湯を飲んで、少し腹をつくっておこうと帰りがけにラーメンを食べました。
薬味におろしニンニクがあったので、これを入れたのは言うまでもありません。
薬を飲んだ後に食事をしたので、帰りの自転車は結構辛かったですが、なんとかたどり着きました。
呑兵衛の意地汚さで、寝酒として梅干しを入れた焼酎のお湯割りを煽ったら、みるみるうちに汗が吹き出してきたので、良い兆候だと、素っ裸になって「FINETRACK/ FLOODRASH SKIN MESH」を上下着込んで布団に入った訳です。6時ぐらいだったでしょうか。
途中、一度トイレに起きましたが、その時に葛根湯をもう一包飲んだら、朝までぐっすり眠れました。
普段そんな時間に寝たら、夜中に目が覚めて眠れなくなるものですが、こんな時はしっかり眠れるのだから、人間の身体というのは良くできていると思います。
皆さんもそれぞれ風邪の対処法があるでしょうが、ワタシの場合は、早めの葛根湯、アンダーウェアに着替える、そしてよく寝る。これが一番効果があります。
特にアンダーウェアに着替えて寝るのが、寝ている間にかいた汗で嫌な感じにならないので、熟睡を助けます。
さて、身体のだるさもかなり取れて店に来てみると、
急な早引けで申し訳ないと思い、店頭に張っておいたクーポン券が4枚ちぎられていました。
その方がここをご覧になっているようなら、ホントにごめんなさいとお詫びします。
ましてや、チューンナップに出そうとボードを担いでこられた方がいたのなら、さぞかしがっかりされたことと思います。
張り紙にありましたよう、次回ご来店の際に定番小物と引き替えさせていただきますので、お許しください。
もし、クーポン券が一枚もちぎられていなかったら、今日もズルして早引けするかと企んでいたのですが、頑張って働きます。
皆さまのご来店をお待ちしております。
LARGO
www.largo99.com
2-4-2 Shinjyuku, Shinjyuku-ku Tokyo Japan 160-0022 TEL:03-3352-3134 FAX:03-3352-3136