年に一度になってしまった「呑んだくれキャンプ」に出かけます。
天気が悪い場合は、別プランがすでにあるようです。
10/1-2(土日)は、店をお休みさせていただきます。
よろしくお願いします。
LARGO
kokyu『呼吸』は自然界における究極のハーモニー。すべての生命が停滞することなくリズムを刻んでいる。自然界の深淵に触れるとき、私たち人間もまた地球の法則の一部であることを感じ取り、その深淵に目を向けた者の前にのみ自然界もまた、その格別の美しさを披露してくれるのだ。数々のセンセーショナルなファーストトラックを残してきたスノーボーダー玉井太朗が残しておきたい写真たち。息をのむ風景がここにある。
初となる写真集の誕生を記念してスロープギャラリーで展覧会を開催します。
・日程 2016年10月7日(金)〜11月18日(金)
OPEN 13:00〜19:00 月、火、水、木、金
休館日 土、日、祝日
・会場 SLOPE GALLERY 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-9-1-B1
www.buenobooks.com/slopegallery/
・ OPENING PARTY 2016年10月7日(金) 18:00〜20:00
玉井太朗本人も会場で皆様をお待ちしております。
GENTEMSTICK
朝、駐輪場から自転車を出そうとしたら、あろうことか後輪の空気が完全に抜けている。
昨夜の帰りにはなんともなかった。
仕方がないから、家の玄関から空気入れを引っ張り出して、空気を入れてみるとすんなり入った。
タイヤを1周させて耳を当ててみたが、空気が抜けてる様子はない。
まずはこれで店に急ごう。時間ギリギリになってしまった。
しばらく走っても快調だったし、店まで着いたらその後対策を考えようと思っていた。
ところが、麻布十番近くで左にハンドルを切ったら、ズルッと後輪がずれる感触があった。
やっぱり、空気は抜けているのだ。
触ってみると、パンパンに入れたはずの空気がすでに若干抜けている。
どうしようか迷った。
#1.行けるところまで行って、ダメになったら自転車をバラして、タクシーを拾って店まで行く。
#2.数ヶ月前にオープンした、途中の自転車のチェーン店に戻る。
#3.先へ進んで、六本木ヒルズ脇にあるプロショップへ行く。
コストは、 #1が一番かかりそうだから、まず削除。
#2と#3で悩んだ。距離はどちらも同じぐらい。
#2に決めた。
決め手は、毎日店の前を通ると、若い職人さん風が熱心に預かった自転車をいじっているのを見ていたことと、店の正面に「空気入れ ご自由にお使いください」と立て看板あがあり、コンプレッサーにつながった空気入れが無造作に置かれていることだった。自転車乗りに親切そうな店の雰囲気がある。
タイヤに残った空気はなんとかもってその店に着いた。
何人かいるスタッフの中、真面目そうな若い子が出てきた。
「パンクしちゃったんだけど、どのくらいかかる?」と訊くとと、「はい、はい、パンク修理承りますよ」と言って後輪を見て少し顔色が曇った。
「普通のパンク修理で済むなら、840円で、20分ぐらいですが、このタイヤの状態だと、もしかすると、タイヤも交換したほうが良いかもしれません」
2年近く前に交換したタイヤはもうつるっ禿げで、そう言われてもっともなのだ。
でも、あわよくば、840円で修理してくれるというなら、まず頼んでみるしかない。
第一、もうすでに店の開店時間ギリギリだ。
彼は、床にしゃがみこんで、作業を始めた。
その姿が一生懸命な感じがして好感が持てた。
抜き取ったチューブに空気を入れ、水の入った容器の中でぐるぐると2回も3回も回してチェックしたところには水の中でも使える白いマジックで印をつけてた。
「2箇所穴がいてますね。でも、これなら、パンク修理ですみます」と言った。
黙々と作業を続け、約20分後にパンク修理が終わった。
そして、タイヤを入念にチェックして、パンクした箇所からラジオペンチで長さ5mmほどのピンの先のようなのを抜き出して「これが原因です。でもこんなに小さな針でパンクするなら、近いうちにタイヤを交換したほうが良いと思います」と笑った。
2箇所処理してくれたのに、修理代は840円。
キクウラは清々しい気分になって「お兄さんが店に入る日に、またタイヤ交換に来るよ」と約束して、店に向かって走り出した。
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