2018/4/22 日曜日

帽子2

Filed under: trip,生活 — largo99 @ 17:25:42

さて、昨日の話の続き。

傷は疼くし、寝返りもできないので、熟睡できないまま朝を迎えた。

洗面台に立つと、ガーゼはすっかり血に染まり、左顔面も腫れぼったい。
まずは患部を綺麗にしようと温度低めのシャワーを浴びた。
怪我したところはまだ乾いておらず、湯が沁みた。

出てから、また、ファーストエイドキットで手入れ。
下の娘が使ったらしいオロナイン軟膏が洗面台にあったからそれを拝借し、滅菌ガーゼと絆創膏で武装した。
湯上りで汗をかくから、絆創膏がすぐに剥がれるのに苦労した。

すぐに家を出たので、ひたいに風を当てて乾かした。
ところが、5×2.5cmの真白きガーゼを長い絆創膏で留めているからずいぶん目立つようだった。
すれ違う人が必ず目に留め、見てはいけないものを見たように目をそらした。

店に着くと、いつもバッックパックをぶら下げている横に、去年から置きっ放しになっている帽子があった。
被ってみると具合が良い。
こめかみに伸びる絆創膏は隠せないが、帽子を深くかぶれば一番目立つガーゼは見えなくなった。

店で作業している時は邪魔くさくなって帽子を脱いでいたが、来店するお得意さんが必ず「どうしたんですか?」と聞くので、お客さんが入ってくると帽子をかぶった。
通勤の行き帰り、家の近くまで戻って一杯やるときもかぶっていた。

しかしだ。
翌日から、傷口下の左瞼が茶色く腫れ上がった。
ただでさえ細い目が、視界を半分にされたような有様だった。
さすがに気づいた我が家の山の神が、そごくよく効くという軟膏をくれた。(似た者夫婦というのか、彼女は大雪が降った日に、転んで左ほほを大きく擦りむいたのだ)
最近はご無沙汰しているが、満身創痍のキクウラは、色々な薬を処方されファーストエイドキットに装備している。その中から「炎症を抑える」と謳った薬を飲んだが、齢をとったせいか即効性はなく、ますます深く帽子をかぶるようになった。

毎朝シャワーを浴びるたびにガーゼを外し傷口の回復を確かめる。
今朝、ガーゼはきれいだったし、シャワーを浴びて沁みるようなこともなかったから、軟膏だけうっすら塗って夏の陽気の風に吹かれて走ってきた。

古くからのお得意さんで、何度も世話になったことのある外科医は、ちょっとした傷は清潔にして身体の治癒力で治すのが一番の早道と言う。

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