リモコン
キクウラのヘマ話が皆さん一番お好きだろうから、また笑わせて差し上げよう。
昨日のことだ。
大先輩のお見舞いに行くのに、少し余裕を持って店の片付けをしていた。
「あと10分で店に着くから」と、車で迎えに来てくれる仲間から連絡があった。
さぁ、ブログでアナウンスしてあるから、もう店を閉めてしまおうと思ったら、エアコンのリモコンがない。
いつものパターンを考えて、可能性のあるところを探したが、見つからない。
相当焦っているところに仲間がやって来た。
仕方なく、台に乗ってエアコンの電源を切って店を出た。
◻︎
さて、今朝、店に着いて一番に探したが見つからない。
まず、電源を入れてみたら、赤、緑のランプが点滅して怪しい動きを始めたが、元の設定で動き始めたようだった。
ところが、PCに向かってメールをしていると、いつもは涼しい風が来るのに、それが生ぬるい。
2−3日前のような暑さはないが、涼しいのと生ぬるいのは大違いだから、メールは後回しにして、リモコン捜索を始めた。
店の外に持ち出すはずはないし、狭い店だ。ひょんな拍子にどこかにポンとおいてしまったのだろうと、動線をひたすら確かめた。
ぬるい風で肌が湿ってきて、事態に少しイラついてきた時に、ふと目をやったところにリモコンはあった。
ここは、前に、気に入って使っているボールペンを落として、それは3日も出てこなかった。
今度なくし物をしたら、いちばんにここを探そうと決めた。