
本当にありがたいことに、皆さまがキクウラの左膝を心配してくださるのがよく分かる。
行って来ました、人工関節で有名な病院。
3ヶ月前に予約して、問診票の記入もあるからと30分前に来てくれと、かなり余裕をみて病院に到着。
想像していたより大きな病院で、着いた時にはロビーに溢れんばかりの患者さん。
初診であること、予約があることを告げて、問診票を書いて待っていた。
予約が入っていたことから、その時間からたいして遅れず診察室に入った。
仕事のできそうな、きっぱりした先生で第一印象は良かった。
これまでの経緯、そして、実際、患部の膝を触って、「あ、これならいけるかも」みたいな話があって、まずはレントゲンを撮りましょうとなった。
そのレントゲンを撮るのに結構待たされた。
院内に貼ってあるポスターに、ここには特別のレントゲン機器が入っているのだと謳っていた。
レントゲンを撮ったあと、しばらく待たされたが、先ほどの先生の診察室に呼ばれた。
開口一番、「かなり状態は悪いですね」
症状を5段階とするとレベル5で、改善策はないだろうと。
それは、かかりつけの整形外科に勧められ、国内の膝のスポーツ外科の権威に言われたことと全く同じであった。
ここの病院が得意とする「スポーツができる人工関節」というのも、それは膝靭帯がある程度健全なことを前提にしているのだそうだ。
そして、キクウラの膝靭帯は4本あるうちの3本は機能しておらず、「杖をつかないでなるいているのが不思議なぐらい」というのも大学病院の先生に言われたのと同じであった。
残念な話だが、心配してくださっている皆さまに取り急ぎご報告。
ただ、ここに行く前にそのことを相談したかかりつけの先生が、やっぱり太っ腹で、話を聞きに行くなら行ってみたほうがいいと反対もせず、自分のところでヒアルロン酸の他にもう1本他の注射を打てば改善につながるかもと提案してくれたので、結果報告も兼ねて明日でも行ってみようかと考えている。