2017/6/6 火曜日

血豆

Filed under: largo — largo99 @ 19:12:49

皆さん、キクウラの「やっちゃった」「やられちゃった」の話は大好きだろうから、ご報告。

一昨日(日曜日)の帰り、外苑を抜けて青山1丁目を目指して走っていたところ、自転車のハンドルにガツンと何かが当たって車道に放り出された。
一瞬、何が起こったかと思ったが、すぐ先で黄色い軽ワゴン車が停まり、ドアが開くのが見えた。

さすがに、すぐに立ち上がることはできず、歩道の縁石に座り込んだ。

若い女の子が2人走ってきて、何か言っているが、耳に入らない。
歩道から青いTシャツを着たジョギング中らしきおじさんが覗き込んで心配そうな顔をしてる。
どうやら、ワゴン車のサイドミラーがハンドルにあたり跳ね飛ばされたみたいだ。

ほどなくして近くの交番のおまわりさんがやって来た。
救急車を要請しているが、現場の指定が下手だ。
青いTシャツのおじさんが、「北青山1丁目のアパートの前」と説明しているが、おまわりさんはテンパって埒が明かない。

ガチャガチャ周りで騒いでいるうちに、キクウラの気持ちも落ち着いて、「家に帰りたい」と思った。
右手の甲に出血はあるものの、その頃には乾いていて、痛いのは親指の付け根と右脇腹だった。

「もう大丈夫なので、救急車はいいから、帰りたいです」そう言うと、テンパってた若いおまわりさんは「そうはいかない、これは車と自転車の人身事故なんだから、しっかり取り調べをして・・・」といい、青いTシャツのおじさんも「今は大丈夫でも、後で何かあったら困るから、病院に入ったほうがいい、慶応病院はすぐ近くだから」と付け足した。
このおじさんは、ジョギングしているだけあって、住まいが近所のようだった。

パトカーに続いて、救急車も到着し、現場は騒然とした事故現場となった。
親指付け根の痛さはひどく、身分証明になる免許証を出すのにずいぶん時間がかかったから、キクウラも諦めて病院へ搬送された。

信濃町の慶応病院は、Uターンしてものの2分のところだ。
ストレッチャーに世話になるでもなく、救急隊員に付き添われて、救急病棟に入った。
日曜日なのに、あるいは日曜日だからか、救急病棟でも何人かの人が待っていた。
救急車からの要請が入っていたから、一番奥のベットにすぐ案内された。

心電図をとる端子が背中と脇腹に貼られ、指先には脈拍を計測するクリップのようなのがつけられた。採血をされ、同じ注射針からなんの効果があるのか、点滴を投与された。
その点滴の袋の大きさから、これはすぐに帰るというわけにはいかないなと思った。

紺色の制服を着た先生と白い服の看護師さんがいるようだった。
いろいろ問診され、脇にあるPCに情報を入力してるのは、紺色の制服を着た男性なのか女性なのか区別のつきにくい小柄な短髪の人だった。
そのうち、男の先生がベットの傍らの椅子に座り、「どこが痛い? ここは?」と診察が始まったようだった。

右手の親指の付け根はやたらに痛かった。
そして、胸を押されるとそれも響いた。
右手と胸のレントゲンを撮ることになったらしい。

ずいぶん待たされて、点滴を引きずってレントゲン室に行った。
胸の写真を2枚、手の写真を2枚。
もどって、またベットに横になった。

ひどく眠いような気もしたし、天井の石膏ボードを眺めながら、点滴が落ちる遅さが気になって目をつぶっても眠れはしなかった。

しばらくすると、横にあったPCの画面にレントゲンの画像が映された。
どうやら、問題はなかったらしい。
右手の手のひらに1cmほどの傷があって、そこから出血したようだが、縫うほどでもなく消毒液で洗浄されバンドエイドをペタッと貼ってくれた。

親指の第1関節の脇には1cmほどの血豆があって、ぽっこり膨れていた。
でも、それに関しては一切話が出ることはなく、何の処置もなく、「もし、家に帰って、頭が痛いとか、お腹が痛いとかなったらまた来てくださいと」言われ、病院を後にした。


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